極上シークレット

「ぶっ!!」





いきなりパーカーが顔に投げつけられた。




「ちょっと、イブキ!!脱いだモンくらい自分で片付けなさいよ!!」


「るせ。イイから着とけ!」

「アァ!?嫌よ、暑いもん!!それに美白なんざクソ食らえ~!アタシ健康コムギ色美人目指してんだかんねっ!!」


「イイから、黙って着ろっつってんだろっ!!」





秋良ちゃんがクスクス笑って、イブキの肩を組む。




「いーぶーきのヤキモチ~。」


「うるっせえよ。」







「ハルちゃん大人しく言う事聞いてやって?イブキ、他の野郎にハルちゃんの水着姿晒すのムカツクってっからさー。」








「「な・・・っ!」」


アタシとイブキと揃って顔を赤くして絶句した。
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