極上シークレット
「この女ッ!」
怒声を放って飛びかかってくる男共を片っぱしからやっつけてく。
しっかし、砂ッて動きにくいなぁ・・・。
「ひょわ・・・っ」
砂に足を取られてつんのめったアタシは、蹲っていた男の肩を借りて倒立回転。
オオッ!!!
キャーッ!!!
へ?
突然の歓声に驚いて周りを見てみれば、いつの間にかギャラリーが集まってきていた。
「アッリガトー♪」
応援には一応愛相を振りまいとかなきゃね。
海の家でファイトショーを披露していたアタシは、撮影中のメンバーのことなんかすっかり忘れていた・・・。