極上シークレット

「この女ッ!」


怒声を放って飛びかかってくる男共を片っぱしからやっつけてく。


しっかし、砂ッて動きにくいなぁ・・・。




「ひょわ・・・っ」



砂に足を取られてつんのめったアタシは、蹲っていた男の肩を借りて倒立回転。






オオッ!!!

キャーッ!!!





へ?





突然の歓声に驚いて周りを見てみれば、いつの間にかギャラリーが集まってきていた。



「アッリガトー♪」



応援には一応愛相を振りまいとかなきゃね。

















海の家でファイトショーを披露していたアタシは、撮影中のメンバーのことなんかすっかり忘れていた・・・。

< 235 / 312 >

この作品をシェア

pagetop