極上シークレット

締め付けるような腕の力が、イブキの心配を示すようで・・・・。



「・・・・ゴメン。そんな心配させたんだ?」



「スルに決まってんだろ!!たとえ人助けだろーが、オマエが強かろうが心配になんだよ!マジでオマエ目ぇ放せねーっ。」


「ご、ゴメン・・・・」





「るっせぇ。悪ぃと思うんなら大人しくキスさせとけ!!」


「なっ、」




横暴な当てこすりに顔が赤くなる。





「だからなんでそこでキスなのよっ!?」



「殴ったってなんもタノシかねぇだろが!」





な、なんなの、その自己中な選択は!!









「オマエがぶっ倒れるよーな濃厚なヤツしてやるよ。なんせ喧嘩した罰だしな。」






ぎゃあああ。
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