極上シークレット
ま、守ってやる、とか・・・
なんかフツーの女の子みたいじゃん。
きゅん♪
べしっ★
「あたっ」
兄ぃの言葉に乙女っぽく頬を染めていたら、後ろから叩かれた。
イブキが眇めた目でアタシを睨んでいる。
「俺が守るに決まってんだろ。名目上『一応』俺のカノジョなんだから。」
兄ぃへの対抗意識・・・。
と言う事にしておこう。
嫉妬してんの?・・・とか、考えたら、余計顔が熱くなんじゃん。
そんなこんなで、何故かアタシまでゲーノージン決定した八月の終わり。