極上シークレット
ちなみに、アタシにはきっつい視線。
あの週刊誌に続いて、公にお付きあい宣言された。
まだ仕事もしてないウチから、スキャンダルって・・・・
どんだけ乱れたアイドルだ、アタシ。
まぁ、今はイブキも双子も傍にいるし
自分達の立場を知ってれば
『リッカの妹』で『今注目のイブキのカノジョ』に手を出すバカもいないだろうけど。
・・・アタシ、この先マジで生きていけんだろーか。不安。
「ナニ?ビビってンの?守ってって可愛くお願いすんなら、守ってやるよ?」
「いっそ死んで。」
横からこっそり耳打ちしてくるイブキにそう言い捨てて、アタシはズカズカ先へ進んだ。