極上シークレット





だんっ!!!





鼻先を掠めた足に目を見開く二人。


足を伝ってゆるゆるアタシを見上げてもまだ、状況が読めてないのか、ぽかんと目口を開け放っている。




アホ面を冷酷に見下ろすアタシ。

この際、アホ王子はひとまず置いて、用事があるのはこのオンナ。





「悪いケド、とっとと消えてくんない、阿婆擦れ女。コイツに手ぇ出されるワケにはいかないの。なんたってアタシの大切なオトコだし?」






コイツの貞操にアタシの特別ボーナスが掛ってんだからねっ!
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