極上シークレット
「あー・・・えと?」
・・・なんて聞けばヨロシイんでしょうか?
「・・・・・・元カノ・・・・」
ズキと心臓が鳴った。
昔の彼女。
それって遊びで手を出した女と違くて、ちゃんとお付き合いしてた女って事だよね?
遊びの女と違うのはその表情が如実に物語っていた。
「あ、・・・・・・・・ああ、そう!元カノ!んじゃま、若いお二人さんには尽きない話しもあるでしょーし?お邪魔ムシは野暮って事で!」
アタシ、何動揺してんのよーっ!
イブキをバシバシ叩きながら仲人のオバチャンみたいな事言って、逃げるようにその場から駆けだした。