極上シークレット

鳥肌の立った腕をさすっているのを見た秋良ちゃんがクスクス笑う。



「笑いごと~?あれ、チョーキモイんですけどっ。」


「でも、マリンちゃんの狙いはイブキみたいだしぃ~。俺等としては言い寄られる可能性低くてセーフ♪みたいな?」



ウサギがアヒャッと笑って、シロ君まで頷いている。


まーねぇ~・・・


あんな鬱陶しいのに付き纏われちゃ、さぞやメイワクでしょうけど・・・







「てか、ハルちゃんはお仕事大変そーだね♪」


「ぅあ~・・・そうでした。」




あの様子からして、似非王子の仮面でアイドルを毒牙に掛ける可能性大!


目ぇ光らせておかなきゃね・・・。










ふと気が付くとマリンがアタシをじっと見ていた。
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