極上シークレット

危うく怒鳴り返そうになって、ぐっと我慢。




これから一緒に仕事をしなきゃいけない相手と喧嘩すんのはさすがにマズイ。




「「「あのハルちゃんが、堪えた・・・!!!」」」







後ろで人事のように感心する三人をキッと睨みつける。






「遊んでナイで、さっさと練習しなさいよ!!!」


「ぅわーん。リッちゃん~っ。ハルりんに八つ当たりされたよぅー!」


「てか、マヂ、さっさと練習すっかよ。」


「簡単に交わされたしっ!」


「バカだな雪兎は・・・リッカは常にハルちゃんの味方だよ。」


「そーでした。」








兄ぃにまで簡単にいなされて、ようやく練習が始まった。
< 91 / 312 >

この作品をシェア

pagetop