ゴミで何が悪い?
おもわずベッドに
飛びのったさくら。
仰向けになりながら、
白い天井を一点に
見つめ、
「私、
本当にこの家に居て
幸せなのかな?
幸せってなんだろう?
私、将来何がしたいのだろう?
」
考えすぎてしまったのか、
中身が無い頭で、
考えすぎて思考回路が
おかしくなったのか、
さくらの目からは、
うっすらと涙がこぼれていた。
そんな静かな空気を
壊すように、
「リンリン・リンリン」
電話が鳴った。