『若恋』榊の恋【完】
深く口づけを交わしひかるの細い手指に自分の指を絡ませ、もう片方はひかるの柔らかな胸に掛かる浴衣をずらして外した。
「ひかるが欲しい」
くちびるから首筋に。
首筋から胸の膨らみに。
キスをしてひかるを抱き締める。
まだ湿ってる部分に触れるとひかるは甘い声を上げた。
「あっ…」
思わず上げた甘い声にひかるが口を塞いだ。
ドクン
ドクン
「ひかるがほしい」
時間を掛けてひかるの体を開いていく。
「あ、あっ、榊さんっ」
ひかるの片手で抑えてる声が悲痛に漏れた。
息が乱れていく。
「ひかる、愛してる」
もう誤魔化したりしない。
自分の気持ちに素直になれる。
「ひかるを愛してる」
貫いて愛して抱き締めて甘い声を上げるひかるを攻め続ける。
「や、…さ、さかきさん、…」