Gleam -ドリームキャスト!-
やがて、まるで天まで伸びているような錯覚を見せる大木が四人の前に立ちはだかった。
「ねえ、ここ大丈夫そうだよ。ちょっと休んでいかない?」
エリサに反対する者はいない。
すでに太陽は沈み始めている。
夜になる前にこの森を抜けてしまいたいが、どの道この傷付いた状態のまま強攻しても成功する可能性は低い。
エリサは大木を中心に円を描き、五芒星の魔法陣をつくる。
それに残った魔法力全部を伝わせ、大きく両手で印を結び始めた。
「バリアーッ!」
あたりにきらきら光るものが降り、やがて消えた。
「ふう。これでおれの魔法力なくなっちった。
ま、五芒星全部に込めたから、闇王クラスの強敵が来ない限りは大丈夫だと思うけどね」
「ねえ、ここ大丈夫そうだよ。ちょっと休んでいかない?」
エリサに反対する者はいない。
すでに太陽は沈み始めている。
夜になる前にこの森を抜けてしまいたいが、どの道この傷付いた状態のまま強攻しても成功する可能性は低い。
エリサは大木を中心に円を描き、五芒星の魔法陣をつくる。
それに残った魔法力全部を伝わせ、大きく両手で印を結び始めた。
「バリアーッ!」
あたりにきらきら光るものが降り、やがて消えた。
「ふう。これでおれの魔法力なくなっちった。
ま、五芒星全部に込めたから、闇王クラスの強敵が来ない限りは大丈夫だと思うけどね」