Gleam -ドリームキャスト!-
第六章
「ほう・・・お前たちは・・・」

カズア、ユナ、バルトの三人は、大いなる闇王の御前にいた。

「や、闇王!」

本人からは恐ろしいほどの威圧感がする。
朱色の椅子に座っているだけだ。座っているだけで、魔力がこんなに空気を震わせているなんて。

城の中は静かなものだった。
魔物の影はなく、中世ヨーロッパのような美しい建物の中を進んできた。
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