Gleam -ドリームキャスト!-
ユナはショックで戦意喪失していた。
瞳孔の開いた目で闇王をじっと見つめる。

闇王と同じ模様の瞳。同じ銀色の髪。
冷や汗を流しながらそのまま動かない。

「ふ、封印なんて・・・俺たちにできるのか?」

「カズア、何言ってるんだ・・・」

バルトは言いながら、しかしその気持ちも納得できた。
闇王は・・・

「仮にもユナの父親だ・・・」

ぐるっと意識が一周した。

そして、ユナは思い起こした。これまでの戦いを。
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