Gleam -ドリームキャスト!-
「これから何があっても大丈夫。
 カズア、ユナ、俺たち三人で、ちゃんとフィレオの平和を守っていくよ・・・」

ぽつりとつぶやくと

「そうはさせないよ」

と、後ろからずっと心に残っている、しかし長いこと聞いていなかった声がした。

バルトは耳を疑った。そしてそのまま身を固めた。
しばらく動くことができなかった。勘違いか、また幻想か? 

覚悟を決めて振り返ろうとした瞬間、ひょいっと目の前にちっちゃな顔が飛び出した。

「おれも、一緒だよ」

それは記憶の中と少しも変わらない、えくぼのあるあどけない笑顔だった。
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