Gleam -ドリームキャスト!-
「女神の大船は、その名の通り女神様が勇者アレス様、ミュール様、ルーク様、ディオ様に授けた聖なる船でございます。
 乗るためにはそれなりの資格が必要なのです」

「俺はディオの息子」

「ルークは俺の父さんだ。まだ何か文句があるのか?」

カズアの高圧的な言い方に、バルトはぐいと肘を突いた。

「それは失礼致しました・・・。
 しかし大船は闇王封印後、アレス様たちの意向で東の洞窟に保管されているはずです・・・」

「はあ?」

「じゃあ、その洞窟に行けばオッケーってことじゃん」

カズアは面倒臭そうにしたが、ユナは意外にも前向きだった。
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