Gleam -ドリームキャスト!-
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その日はここで宿に部屋を借りることにした。
地図を見る限り、東側には広い雪原があるらしい。
それを越えなければ洞窟へはたどり着けない。
バルトは三人分の防寒着を用意し、疲れをとるため魔法力を回復するために、早めに眠りについた。
「お前は寝ないのか?」
カズアは窓辺に座るユナに声をかけた。
「あ、寝るけど、ほらチコリって森に囲まれてたでしょ?
こんなに綺麗な空、はじめてだから・・・もう少し」
「そうか。じゃあ俺は先に休むよ」
「うん、おやすみなさい」
カズアはやんわり微笑むと布団をかぶった。