Gleam -ドリームキャスト!-
さっそく自分にもできることがある・・・

昼間の神父の言葉を思い出しながら、ユナは嬉しい気持ちで、遅くまで夜空を眺めていた。



   *      *      *     *



「ふたりとも朝だよーっ」

ユナは小手を剣の柄でガンガンと叩く。
その賑やかな音は部屋中に、そして二人の頭に響いた。

「ねぼすけのお前が珍しいじゃないか・・・」

「なに、それっていつの話? 最近は大人らしく早起きしてるじゃん?」

いつもエイミーがぷりぷりして何度も彼女を起こしに行っていることを思い出しながら、カズアは目をこすった。
< 37 / 186 >

この作品をシェア

pagetop