Gleam -ドリームキャスト!-
「ねえエイミー。まだなのー?」

少女はくいっと首をかしげると、村の中央にある井戸のそばで木の実を仕分けしているエイミー・アリエスに言った。
しかしエイミーは手を止めない。

「ねえエイミー」

「あとちょっとよ」

そっけなく彼女は答えた。

少女はその場に腰を下ろしたかと思うと、足元の雑草を抜いてみたり、
小石を投げてみたり、井戸を覗き込んでみたり、落ち着きなくしていた。

そしてまだたった二分程度しか経っていないし、
しかもどう見てもエイミーはせわしなくしているのに、構わず再び問いかける。

「ねえエイミー。まだー?」

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