Gleam -ドリームキャスト!-
「行くぞ!」
カズアは立ち上がったが、バルトは裾を掴む。
「いま出ていったら危険だ!
いくら海賊だって余計な人殺しまではしないはず、あいつが抵抗しなければ何もしないだろうし、もし争いになってもユナは負けない!」
「そ、そうだね、お宝がいっぱいある部屋あったし・・・大丈夫。
そこ見つけたら、きっとユナにかまわず」
「そんな根拠どこにもない!」
カズアは言葉を並べて懸命に説得するバルトを振り払うと、扉に手をかけた。もう一度引っ張ってきたのも払いのける。
それをエリサは呼吸するのももどかしく見ていた。
カズアの気持ちも痛いほど分かるが、二人も同じ思いだったが、いま飛び出すのは得策ではなかった。状況が悪化するのが見えている。
しかし混乱したカズアは二人に耳を貸さなかった。
カズアは立ち上がったが、バルトは裾を掴む。
「いま出ていったら危険だ!
いくら海賊だって余計な人殺しまではしないはず、あいつが抵抗しなければ何もしないだろうし、もし争いになってもユナは負けない!」
「そ、そうだね、お宝がいっぱいある部屋あったし・・・大丈夫。
そこ見つけたら、きっとユナにかまわず」
「そんな根拠どこにもない!」
カズアは言葉を並べて懸命に説得するバルトを振り払うと、扉に手をかけた。もう一度引っ張ってきたのも払いのける。
それをエリサは呼吸するのももどかしく見ていた。
カズアの気持ちも痛いほど分かるが、二人も同じ思いだったが、いま飛び出すのは得策ではなかった。状況が悪化するのが見えている。
しかし混乱したカズアは二人に耳を貸さなかった。