君の見てる先

その場で立ち止まって、あたしの中でバトルをしてると





誰かが後ろに近づいてきた




怖い………。




絶対後ろ向かない……。




そう思って耳を塞いでた




「……い!俺!」







耳を塞いでも大きな声が聞こえる………、




ってかこの声……




「野中……??」




耳を塞ぐのをやめたけど振り返らず聞く。




「あぁ……。こっち向けよ」
< 19 / 33 >

この作品をシェア

pagetop