あなたはケイサツカン様☆
「こ、このヤローーーー!!」
男がいきなり近付いてきた!
よし、このくらいの速さならいけるかも
そう思ってあたしも相手の動きを読む。
よし、相手の腕を取った!
..ってあれ
これ、この先どうするんだっけ..
そう思ったその時だった
「観念しろ」
低い声はあまり聞かないけれど。
でもやってきてくれたこの人が誰なのか
あたしはよく知ってる。
「午後8時40分、窃盗罪で逮捕する..」
かちゃっと嵌められた手錠を見て
事件が解決したんだってほっとする。
「大丈夫、日下!」