あなたはケイサツカン様☆
「あの、ちょっと..」
男の人から抱きしめられるなんて初めてで
どうしていいのか分からないままでいると
「優芽さんが何か一つ無茶する度、俺の寿命が縮みそうになる」
耳元で囁かれた言葉が声が甘くて
蕩けそうになる。
「そんな事言ったって」
「黙って聞いて」
「でも」
「いいから」
そう言うと更にきつく抱きしめた。
「龍平さん」
「この前来てくれた時..本当は嬉しかったんだ。だけど。君も警察を家族に持つ者
なら分かるよね?あそこがどういう所か」
「..うん」
「大丈夫なのは知ってるんだ。でもあそこにいるのはいい人ばかりじゃない」