あなたはケイサツカン様☆
龍平さんがどうして
あんなに怖い顔をして怒鳴ったのか。
それが分かった今
何でこんなに嬉しい気持ちになるんだろう。
「ごめん..あり、がと」
龍平さんの胸に顔を押し当てて聞こえないくらい小さな声で呟く。
ドキドキドキ
同時に聞こえてくる、龍平さんの胸の音。
「優芽さん」
ゆっくり離れた。
瞳がぶつかって暫く見つめ合う。
そして
「優芽さん、約束して。もう無茶はしないって」
「龍平..さん」
「君が無茶しない為に俺がいるんだから」