あなたはケイサツカン様☆
「おかしい..よね」
「何が?」
「自分でも分かんないんだ。あの人が何を考えてるのか」
優芽さん
笑顔でそう呼ぶくせに。
危ない時はスーパーマンみたいに現れて何度もあたしを助けてくれて。
ちょっとでも期待したあたしがバカだったのかな。
あんなキスしたり、忘れてって言ったり。
今日みたいに、あんなことを言ったり..
「分かんないんだ、もう」
「あんたはどうしたいんだよ」
え――――
「あたしは..」