あなたはケイサツカン様☆
今はまだ伝わらなくてもいい。
それはしょうがないって分かってるから。
でもきっといつか解決..出来る日が来るよね。
そんな事を思いながら那由菜ちゃんの走り去る背中を見送った。
「ただいま」
学校から帰ると
「おかえりなさい」
龍平さんの声がキッチンから聞こえてくる。
それだけでいやな事がすーっとなくなっていく。
「今日はなに?」
「今日は唐揚げ」
「唐揚げ!?そんな事も出来るんだ..」
「うん、コツがあるんだよ、衣はね・・」