あなたはケイサツカン様☆
「ねぇ優芽さん」
「何?」
「優芽さんのお父さんに報告しようと思うんだ」
「報告?何の?」
「もちろん、俺たちの事だよ。隠すわけにはいかないし」
「えーーー!言うの?」
「優芽さんとこれからもずっと一緒にいるためだからね」
本当に真面目だよね、この人。
「優芽さんは俺と一緒にいたくない?」
「そんなこと!!」
そこまで口を開くと龍平さんが笑いながらあたしを見てる。
ってかこの人、なにげに意地悪じゃない。
「優芽さん?」