あなたはケイサツカン様☆
「もし..反対されたら?」
心配性なお父さんの事だもの。
そう簡単にいかなくなることくらい分かってる。
龍平さんもきっとそれは分かってるはず。
「それでも。隠れてこそこそ付き合いたくない」
本当にこの人は律儀で、正直なんだから。
でもそんな龍平さんだからきっと好きになったんだ。
「上司の娘だよ?いいの?」
「俺だって..こんなだよ?いいの?」
「いい..それでいい」
恥ずかしいから小さく呟くように答えると
龍平さんがちゅっと軽く唇を重ねてきた。