あなたはケイサツカン様☆
ほらほら、悩め悩め!そして焼き餅をやいてみなさいよ。
いたずら心でいっぱいでなっていると
がたんと激しい音がしたかと思うと
「え、ちょっとなに!?」
腕を引っ張られてベッドの上まで運ばれる。
きゃーこれってお姫様だっこだよね。
すとんと下ろされると同時に布団があたしの体を包んだ。
そのすぐ上に覆いかぶさるようにして龍平さんがあたしの行く手を遮る。
「ちょ、龍平、さ」
「お仕置きが必要かな?」
「お仕置きって?」
「してほしいんでしょう、優芽さん」
近すぎる距離にドキドキしてしまう。
「してほしくなんか・・」
ないわけないじゃない。
でも欲しいなんて言えない。