あなたはケイサツカン様☆


「龍平さん..」


振り返るとそこには龍平さんと清香さんが立っていて。


すぐに駆けつけると




「申し訳ありませんでした!!!」


龍平さんが土下座をして頭を地面につけて謝る。


「何をしても許されるわけではないのは知ってます。自分はそれだけの事をしたと分かってます。あの時は自分はまだ未熟で何も分かっていませんでした!」


その姿を見た那由奈ちゃんはナイフを地面に落とし、ぺたりと座った。



「那由奈ちゃん、知ってる?龍平さんはね、那由奈ちゃんのお姉さんが好きだったのよ」


「え?」


「だから決してお姉さんをないがしろにしたわけじゃないと思うのだって。
本当に好きじゃなかったらこんな風にいつまでも引きずったりしないと思うもの」


「でも..」
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