あなたはケイサツカン様☆


きっとあの人も今出口の見えない暗闇にいるんだと思う。



苦しんで、悲しんで。


龍平さんと同じように幸せになったらいけない


そう思っているのかもしれない。



でも、


どんな悲しい事があっても


それはいつか想い出になる。


忘れるんじゃない。


ただ、静かに心の奥に生き続けるんだ。


ひっそりと、熱く。



「あーーー澤木さん!!」


突然大きな声がしたと思うと、女の子が走って公園の中に入った。


澤木さんって..もしかして


< 262 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop