あなたはケイサツカン様☆



「顔赤いけど大丈夫?」



近付いて手を伸ばしてくる龍平に



「バカー!!」



バシッと殴ってしまった。



しまったと思った時には既に遅くて。




ぽかんと殴られた頬を手で撫でながらあたしを見つめる。




だからそんな泣きそうな顔であたしを見ないでよ。




それにそっちが悪いんだよ!



「あ、あたしの事からかって楽しいの?」


「え?」


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