あなたはケイサツカン様☆




一瞬何が起きたのか分からなかった。




瞳を再び開いたときには龍平の姿はすぐ目の前にあって。




犯人の銃をいとも簡単に取り上げると、そのまま男をねじ伏せてしまった。



その隙に女性警官があたしの肩を抱いてその場を逃げ出す。





「お前みたいなヤツを人間のクズって言うんだよ」


犯人に手錠を嵌めながら、龍平が冷たい声でそう言った。



< 63 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop