ぁの日から、君のコト・・・
(実はな、さっき楽斗が、事故に遭ったんだ。
今は、意識がなくてな。
このまま生きていても、植物状態が続くとゆわれたんだ。
いつ意識が戻るかも、わからない。
もしかしたら、このまま意識が戻らないかもしれない・・・・。
意識が戻っても、記憶がなかったり、
体のどこかに障害が残ったりするかもしれないんだ。)
(今日は遅いから、明日、○○総合病院で待ってるから。)

らぁくんは、何回ケータイを鳴らしても、
一度も出てくれる事はなかった。
いつも必ず。喧嘩しても、必ず出てくれるらぁくんが。
一度も出てくれないとゆうことが。
らぁくんが事故に遭ったとゆう現実を表していた。
それでも、私はらぁくんに逢うまでは信じない。
この目で、確認するまでは絶対に信じない。
そう決めていた。

ー次の日の朝ー
私は、おじちゃんが言っていた病院の、
らぁくんの病室の前に居た。
気づくと足が震えていた。
  コンコンッ  
「どうぞ。」
声を聞いて、ドアを開けた私は、
一番受け止めたくない、
らぁくんが事故に遭ったとゆう現実を思い知らされた。
らぁくんの頭には包帯が巻かれ、
腕、顔には無数の傷、
なにより酸素マスクが付けられていて、
いくつもの機械が、らぁくんの体に付けられていた。
「ねぇ・・・らぁくん?
らぁくんってばっ!
いつもみたいに、夢叶って呼んでょ。
いつもみたいに笑ってょ。
ねぇってばっ!」
「ゆーちゃん・・・」
私は、おじちゃんに支えられながら椅子に座った。
「ねぇ、おじちゃん、おばちゃん・・・?
どぉして、らぁくんがこんな目に遭わなきゃいけないの?」
「・・・」
二人とも答えられるはずがない。
分かっていても、どぉにも出来ない苛立ちから、
悪くもない、おじちゃん、おばちゃんに八つ当たりしていた。
「ねぇ・・・なんでょぉ・・・っ!!
答えてょぉ・・・!
なんで・・・なんでらぁくんなのっ!?
なんで私じゃないのっ!?
ねぇ、どぉして・・・。」
「ゆーちゃん、落ち付いて。
座りなさい」
「落ち付いてられるわけないじゃんっ!!
なんでそんなにおじちゃんは、冷静でいられるの!?」
おばちゃんは、私とおじちゃんの隣でずっと泣いていた。
                   ー続くー
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