デビルハント
もしかしたら梓?
もしかして自分は梓の過去を見ているのか?
『本当だよ!』
『梓ちゃん 幽霊なんているわけないよ』
ミナちゃんという子の後ろには何やら薄い物体がいる。
悪霊みたい?
そうか、悪霊は普通の人間には見えないから言っても、信じてもらえないのか。
すると場面が変わった。
それは教室っぽいところだ。
今度は梓とミナと先生らしい人がいた。
『ミナちゃんの後ろに幽霊が見える?
何馬鹿なこと言ってるの?』
確かにミナの後ろにはまだ悪霊が憑いていた。
『本当なんだって・・・』
『梓ちゃん。
いくら冗談でもそんなことは言わないほうがいいわよ』
『違っ・・・!』
『梓ちゃん・・・』
ミナが何か言いたそうだ。
険しい顔で梓に近づいてくる。