デビルハント

もしかしたら梓?


もしかして自分は梓の過去を見ているのか?


『本当だよ!』


『梓ちゃん 幽霊なんているわけないよ』


ミナちゃんという子の後ろには何やら薄い物体がいる。


悪霊みたい?





そうか、悪霊は普通の人間には見えないから言っても、信じてもらえないのか。




すると場面が変わった。


それは教室っぽいところだ。


今度は梓とミナと先生らしい人がいた。


『ミナちゃんの後ろに幽霊が見える?

何馬鹿なこと言ってるの?』


確かにミナの後ろにはまだ悪霊が憑いていた。




『本当なんだって・・・』


『梓ちゃん。

いくら冗談でもそんなことは言わないほうがいいわよ』


『違っ・・・!』


『梓ちゃん・・・』


ミナが何か言いたそうだ。


険しい顔で梓に近づいてくる。

< 177 / 204 >

この作品をシェア

pagetop