天神学園の奇怪な面々Ⅴ
今にも殴りかかってきそうな龍娘。

怒りは頂点に達していた。

ここまで彼女を怒らせた生徒は、過去存在しない。

(やばい!やばい!俺殺される!って俺もう死んでるやん!せやったらセカンドダイや!)

何故英語で言う必要があるのかは分からないが。

とにかくこのままでは、そのセカンドダイも現実になりかねない。

テンパっているのか、苦肉の策なのか。

チャーリーは切羽詰まった挙句。

「先生っっっっ!」

突然突拍子もない事を言ってのけた。

「好っきやねんっ!俺と付き合うて下さいっっ!」

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