天神学園の奇怪な面々Ⅴ
「大丈夫だ先生、体には当てやしない」

腰のホルダーから予備の杭12本を取り出し、右腕に挿入する。

「次弾装填完了!」

再び発射されるトゥエルブニードルクラッシャー!

その12本の杭の1本が。

「っ!!」

龍娘のチャイナドレスの一部を貫き、彼女を壁に縫い付けた。

「そのままそこで大人しくしててくれ、先生」

右腕を下げ、疾風が言う。

「俺は仲間を逃がしたいだけだ。どうしても指導したいって言うなら、後日改めて指導室に俺が出向く」

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