天神学園の奇怪な面々Ⅴ
葉月の提案に、異議を唱える者はいなかった。
皆葉月と同じように、教師とはいえ少々横暴な龍娘のやり方に不満を感じているようだ。
「チャーリー君も手を貸してよね」
リーニアの言葉に、こっそりバックれようとしていたチャーリーがビクゥッ!とする。
「そうそう…君は『便利な力』を持ってるでしょう?…いえ、『本来の姿』というべきかしら…」
舞白もチャーリーに微笑みかける。
「学園で絶大な人気を誇る『白兎の君』に笑顔を向けられたら、ケツまくる訳にはいかへんなぁ」
彼は調子よく言うのだった。
そのやり取りを密かに物陰で聞いている、オッドアイの生徒の姿…。
皆葉月と同じように、教師とはいえ少々横暴な龍娘のやり方に不満を感じているようだ。
「チャーリー君も手を貸してよね」
リーニアの言葉に、こっそりバックれようとしていたチャーリーがビクゥッ!とする。
「そうそう…君は『便利な力』を持ってるでしょう?…いえ、『本来の姿』というべきかしら…」
舞白もチャーリーに微笑みかける。
「学園で絶大な人気を誇る『白兎の君』に笑顔を向けられたら、ケツまくる訳にはいかへんなぁ」
彼は調子よく言うのだった。
そのやり取りを密かに物陰で聞いている、オッドアイの生徒の姿…。