天神学園の奇怪な面々Ⅴ
「はぁ…」

抵抗を見せる龍娘に溜息を漏らすリーニア。

ここまで反抗されたのでは仕方ない。

「できれば先生相手にプライドを傷つけるような真似はあまりしたくなかったんですけど…私の衝動を満たす事も必要ですから」

またも高速の動きを見せるリーニア。

やはり龍娘の優れた動体視力を以ってしても、彼女の動きを見切る事は出来ない!

為す術もなくあっさりと背後をとられ、先程と同じように後ろから肩を掴まれる。

「今度は痛くしませんから安心して下さいね、先生…」

大きく口を開けるリーニア。

龍娘の首筋に、しっかりと歯を立てる!

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