生徒会ハーレム【完】
イケメンと爆弾発言
「みーずーきーーれーんーかーー!!」
金色の前で
ボーーー……っとかなりの時間、放心状態に
なっていたらしい。
あれだけ人がいた掲示板の前も
慌てて自分の名前を探す数名だけになっていた。
「水城 恋歌!!」
そうだ、この人のお陰で意識が戻ったんだった。
声のする方を見てみると……。
「ま、まぶしいっ」
だ、誰!?
思わず閉じた目を恐る恐る開けてみると…
フワッフワの茶色い猫毛。
まんなかでわけていて、
毛先は外側にクルンッ。
出っ歯系で、
目はクリクリ。
「イケメンっ!!」
眩い光を出すほどのイケメンが立っていた。