生徒会ハーレム【完】
「クラス……?」
「うん。掲示板の前で困ってたでしょ?」
あぁ!!あの時の人かぁ~……。
「はい。優斗さんが話しかけてくださったおかげで
少し、落ち着けました。」
そう言って笑顔を向ける。
「そ、そっか…。良かった。」
ん?もしかして…
「ちょ…っと、どうしたの!?」
「いや、熱を測ろうと思って…。」
だって、顔が赤かったから。
「や、大丈夫!!!」
「逃げちゃダメじゃないですか~!!」
ーバンッ!!
「こーんにち………って、お取り込み中でした?」
そこに突然入って来たのは
あの、眩しいほどのイケメン君。
お取り込み中………?
って、なんだろ?
ハテナがいっぱいの私とは対象的に
少し安心したような表情をみせた優斗さんは
「いやいや! ウェルカム~~!!」
そう言って何時の間にか
馬乗りになっていた私ごと身体を起こす。
「あら、その子が例の?」
そう言って後から続いて入って来たのは
驚くような美女!!
「とりあえず、
自己紹介をしよっか。」
「じゃあまず、僕ね~?」
眩しいイケメン君が手を挙げた。