Reminiscence
「ここは思い出の森だ。ロマバークを正式に継承できる奴を選定する場所。俺もここに入って選定を受け、そしてロマと名乗って今ここにいる」
「どういうことですか?」
「行けばわかるさ。入ってしまったからには、選定を受けなきゃ戻れない。だが、俺は嬢ちゃんには必要なすべてを教えたはずだ。ちゃんと帰ってこれるさ。さあ、この魔方陣が本当の入口だ」
「でも」
「行け」
フェンがためらうと、ロマはフェンの背中を押して魔方陣のあるほうへ行かせた。
フェンは迷った。
入ったほうがいいのか?それとも入ったら、本当に二度と出てこれなくなるのではないか……?
「どういうことですか?」
「行けばわかるさ。入ってしまったからには、選定を受けなきゃ戻れない。だが、俺は嬢ちゃんには必要なすべてを教えたはずだ。ちゃんと帰ってこれるさ。さあ、この魔方陣が本当の入口だ」
「でも」
「行け」
フェンがためらうと、ロマはフェンの背中を押して魔方陣のあるほうへ行かせた。
フェンは迷った。
入ったほうがいいのか?それとも入ったら、本当に二度と出てこれなくなるのではないか……?