Reminiscence
「私はリーフェンリア=シャルよ!精霊との契約者にして、赦す者」
フェンが名乗ると同時に黄金色の瞳が輝き始めた。
それは神聖なマナの波動となり森を駆け抜ける。
「その刀には、あなたのすべての罪がある。それは人が人を殺す罪悪。その罪悪はあなたを苦しめてきた。……ロマバークさん」
『!!』
黄金色のマナはロマのいる結晶を取り囲んだ。
「私は、あなたのすべての罪を赦し、そして浄化します。あなたに訪れていた、長い長い夜……でも、月が変わらず欠け、それでもまた蘇るように、陽は、必ず昇ってくるの」
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