今までも、これからも。
隣の部屋から明かりが漏れる

廉の部屋からだから

廉はもう帰ってきたのかな...?

私はドキドキしながら窓を開けて

廉の部屋の窓を叩こうとした...

「...あ....いいよ。」

電話中...なのかな?

電話終わってから話そう。

「うん。俺も好きだよ」

...え?廉...今なんて...?

誰と電話してるの?

『好き』って?

彼女がいるの...?

でも!物が好きっていう事もあるよね!

そうだよ...きっと...

そう何回も自分に言い聞かせる

でも廉と話す気にはなれなかった。

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