今までも、これからも。
「と...とりあえず頭からおりて!」

ヤバイヤバイヤバイ!!

「しょーがないな~」

そう言って私の前の席に座る廉。

まだ顔熱い!!

「急にどうしたの!?

 それに...デ...デートなら

 他の女の子誘えばいいじゃん」

我ながら何言ってんだ...

ホントは誘ってもらって嬉しいのに...!

他の子じゃなくて自分だから嬉しいのに...!

「依織は...

 俺と行くの...イヤか?」

首を傾げるなぁぁぁぁぁぁ

可愛いにもほどがあるだろ!!

嫌な訳ないに決まってる!!

逆に断る理由なんてない!!

「べ...別に嫌じゃないケド...

 明日はちょうどヒマだし別にいいよ...」

もっと可愛い言い方はないのか自分!?

何ですか!

ツンデレのポジションなのか!?

「じゃぁ明日10時に家に迎えに行くな?

 ちゃんとオシャレして待ってるんだぜ?」

...どうしちゃったんだ廉!

あんなキャラだったか!?

可愛いからいいんだケド...←

とにかく!

すっごく嬉しい!

あの廉が!

あの!

デートって!

私の事を女の子って見てくれてるって事だよね!

明日がすっごく楽しみ!

何着ていこうかな?

早く明日よこい!


*
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