あたしの彼氏はお兄サマ!?
 
「謝るくれーなら最初からすんなっての!!」


だって、陸上入る気さらさらなかったですし!?


「ッボケっと突っ立ってんな!!さっさといくぞ!」


「っへ!?どこに・・・?」


「バスケ部顧問の郷田んトコに決まってんじゃん?」


また・・・うでを引っ張られること数分後・・・


「郷田せんせー!!話あるんスケド」


「なんだあ~?」

い・・・いかにもごつくて強そうな先生・・・
説得なんて無理ッしょ!!


「こいつを陸部に入れるんでバスケ部入部を取り消してください」

「あ・・・あたしそんなこと何も「ちょっと黙ってろ!!」


先輩の目が恐い・・・


「そんなこと急に言われてもなあ・・・」

こうなったら先生!無理だって断って!!


「そこをなんとか!」


「うちの部も人数不足でなあ・・・困ってるんだよ・・・」


「だってせんせーこいつ、・・・・・・・・・なんだぜ?」


っん?なんていったんだろう・・・??


すると、郷田先生はあたしの方に向きながら


「今すぐ、バスケ部やめて陸上にしなさい!!」

っと、ちょいキレ気味でいった。


「・・・?先輩、先生になんていったんですか?」
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