あたしの彼氏はお兄サマ!?
「あーあ、もうこれ消せねーよなあ・・・」
わざと残念そうにいう先輩。
あんたがペンで書くからじゃ!!このボケ!!
心の中で毒つくあたし
「もう、変更・・・できねーよなあ・・・」
あ・・・!
「ってことで、おまえは陸上部に入るしかなくなったわけだ!
観念するんだな!!」
は・・・はめられたぁ~~~!!
「あっ!これ返さねぇといけねーんだった。
ってことで、明日からよろしくう♪」
そういうなり、走っていってしまった。
ひとり残されたあたし・・・
「兄貴がこんなことすっかよ・・・こっ・・・このバカヤローーー!!!」
やけくそになりながら、あたしは教室に戻った。」