つないだ手。
でも…


あんなつらい過去がある
ヒロくんと

こんな私が

一緒に居る未来は

きっとないんだ………


だから私は

「知らない…行こっ!」

と、ヒロくんの目の前で

タクヤの腕に

自分の腕を絡めて

その場を去った……
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