つないだ手。
で、ヒロくんすぐに
結菜助けに行ったんだけど
女の子しかお店入れなくて
今すぐ来いって
紗江呼ばれて
急いで行ったんだけど
結菜もう居なかったんだ…
その後どうなってるのか、
ヒロくんはわかってたよ。
それでもヒロくん
ずっと探してた。
必死に探してたんだよ…」
私は声が出なかった。
泣きそうになりながら
話す紗江の言葉が
嘘みたいで……
「その後携帯解約されて
もうダメかと思った…
でも結菜のお母さんが
居場所知ってたから
生きてるんだなって…
けど結菜が
紗江に居場所教えないのに
おばさんが教える訳には
いかないからって
おばさん教えてくれなくて…
手詰まりだったんだよね。
ただ、生きてるなら
いつか紗江にも
連絡くれると思って
待ってた…………
ねぇ、結菜、
ヒロくん仕事変えたんだよ。」
「え…?」
「結菜と連絡取らなかった間
ヒロくん職場変えたの。
結菜を養うって。
今までの職場だと
給料安いから結菜にも
働いて貰わないと
やっていけないと思ったから
ヒロくん給料いいとこに
変えたんだよ。」
「嘘だ………」
「嘘じゃないよ!
ヒロくんに聞いた。
結菜がヒロくんちから
逃げて帰った時
言おうとしたけど
結菜逃げちゃったから
言えなかったんだって。
その職場、研修みたいのが
あったらしくて
しばらく地方行ってたみたい。
だから結菜と会わないって
言ったんだよ…
結菜が頑張って
バイト探してもだめだった
って聞いたから
自分が結菜を養って
やればいいんだって
思ったんだって。
ヒロくんずっと
結菜のこと
探してたんだよ!!!」
結菜助けに行ったんだけど
女の子しかお店入れなくて
今すぐ来いって
紗江呼ばれて
急いで行ったんだけど
結菜もう居なかったんだ…
その後どうなってるのか、
ヒロくんはわかってたよ。
それでもヒロくん
ずっと探してた。
必死に探してたんだよ…」
私は声が出なかった。
泣きそうになりながら
話す紗江の言葉が
嘘みたいで……
「その後携帯解約されて
もうダメかと思った…
でも結菜のお母さんが
居場所知ってたから
生きてるんだなって…
けど結菜が
紗江に居場所教えないのに
おばさんが教える訳には
いかないからって
おばさん教えてくれなくて…
手詰まりだったんだよね。
ただ、生きてるなら
いつか紗江にも
連絡くれると思って
待ってた…………
ねぇ、結菜、
ヒロくん仕事変えたんだよ。」
「え…?」
「結菜と連絡取らなかった間
ヒロくん職場変えたの。
結菜を養うって。
今までの職場だと
給料安いから結菜にも
働いて貰わないと
やっていけないと思ったから
ヒロくん給料いいとこに
変えたんだよ。」
「嘘だ………」
「嘘じゃないよ!
ヒロくんに聞いた。
結菜がヒロくんちから
逃げて帰った時
言おうとしたけど
結菜逃げちゃったから
言えなかったんだって。
その職場、研修みたいのが
あったらしくて
しばらく地方行ってたみたい。
だから結菜と会わないって
言ったんだよ…
結菜が頑張って
バイト探してもだめだった
って聞いたから
自分が結菜を養って
やればいいんだって
思ったんだって。
ヒロくんずっと
結菜のこと
探してたんだよ!!!」