つないだ手。

その先はない…



「じゃあ…最後でいい…

頭撫でて…?

そして、笑って…?

私、それでこの先
生きてくからさ…」

と言うと

ヒロくんは切なそうに笑って
私の頭を撫でた。


「結菜…ごめんな」


「うん…ありがとう。






さよなら」
< 173 / 256 >

この作品をシェア

pagetop